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2021.3.15

抗ウイルス機能『ビオタスク』を強化・拡充 接触3部位から床へ製品展開を加速

大建工業

大建工業は、抗ウイルス機能『ビオタスク』の製品展開を加速、これまでの“接触3部位”から床材へと広げた。空間全体での抗ウイルス対応の提案を強化する。

同社は2009年の新型インフルエンザの世界的流行をきっかけとして抗ウイルス建材の開発に着手、2012年に建材業界初となる抗ウイルス機能『ビオタスク』技術を確立した。同社では、ISOまたはJISを参考にした試験方法で24時間後に特定ウイルスの数を99%以上減少させる機能を『ビオタスク』と呼称する。

抗ウイルス機能『ビオタスク』を12年に「接触3部位」から導入。写真は「システム手摺35型」

この技術を製品展開するうえで、まず優先順位を決めた。まず導入したのが、室内ドアのレバーハンドルや引戸の引手、カウンタートップ、手すりという「接触3部位」の製品だ。住宅、非住宅を問わず、生活する上で直接手で触る製品の展開からスタートしたわけである。接触3部位の抗ウイルス製品は厚生労働省が推奨する消毒方法に対応し、頻繁な拭き掃除などによる消毒も可能。直近では昨年9月に『ビオタスク』仕様の一部製品において(一社)抗菌製品技術協議会の抗ウイルスSIAA認証を取得している。

2020年、ウイルス感染が拡大するなか、『ビオタスク』仕様の製品への注目が高まり「4月上旬頃から問い合わせが増加、付加価値として捉える意識が高まった」(マーケティング部商品企画室・髙桑健一室長)という。

住宅用内装建材「hapia」シリーズ、高齢者施設・高齢者向け住宅用内装建材「おもいやり」シリーズともに、『ビオタスク』を展開。昨今、抗ウイルス性能を持つ建材が多く開発、発売されているが、レバーハンドルなどの部品を他社に先駆けて発売し、大きな差別化ポイントになっている。また、研究開発拠点「DAIKEN R&Dセンター」は、感染症の原因となる微生物・ウイルスなどの病原体を取り扱うことができる「バイオセーフティレベル2」のハイレベルな研究施設を持っており、社外の試験機関への依頼が殺到するなか、自社でスピーディーに試験や測定などを行うことができることも強みとなっている。

抗ウイルス仕様の“おもいやりフロアIV-VS”を発売

接触3部位に続く第2フェーズが「水平部材」、つまり床材だ。このほど『ビオタスク』のフロア展開に向けた技術を確立、その第一弾製品として、高齢者が暮らす住宅や介護施設の居室に最適な高齢者配慮床材「おもいやりフロアIV-VS」を3月に発売する。

床材初の抗ウイルス商品となる「おもいやりフロアIV-VS」を3月に発売

この製品は、一般的なフロアに比べて滑りにくくすることで高齢者の歩行に配慮するとともに、車イスの走行傷にも配慮するなど、高齢者の使用に求められる各種機能を付与した高齢者配慮床材「おもいやりフロアIV」をベースに抗ウイルス機能を付加したもの。『ビオタスク』のフロア展開において、ウイルス感染による重症化リスクの高い高齢者への対策が最優先との考えから開発に着手していた。

抗ウイルス機能については、製品表面に抗ウイルス剤を添加した特殊塗料を塗布することでビオタスクの品質基準をクリアしており、おもいやりフロアの特長である滑りにくさの性能については変わらず発揮する。カラーバリエーションは、住宅用の内装建材「hapiaシリーズ」と連動した8色を用意し、ドアや収納とのコーディネートも可能だ。

同社は「おもいやりフロアIV-VS」に続く、床材の第2弾となる『ビオタスク』仕様製品の発売準備を進める一方、第3フェーズである壁やドア面材など「垂直部材」の開発も急ピッチで進めている。

住宅用、高齢者施設・高齢者向け住宅用ともに空間全体を同社製品で提案できることが大きな強み。安心に、健やかにくつろげる空間づくり、抗ウイルス機能を持つ製品ラインアップの拡充・強化を進める考えだ。


【お問い合わせ】

大建工業
0120-787-505
https://www.daiken.jp/


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