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2021.3.15

天然木へのこだわりに新たな付加価値 抗ウイルス・抗菌仕様をスタンダードに 

朝日ウッドテック

2020年、日本で初めて天然木、複合フローリングで(一社)抗菌製品技術協議会による「SIAA抗ウイルスマーク」を取得した朝日ウッドテック。床材分野で安心・安全な生活空間づくりの最前線を切り拓いてきた。

1995年から抗菌仕様フローリングに取り組むなど床材の衛生面について先駆的な取り組みを進めてきたが、2000年代に入ってSARSやMERS、また、ノロウイルスなどが流行するなか、2016年から本格的に抗ウイルス仕様の開発に着手、2020年7月に「SIAA抗ウイルスマーク」の取得を発表した。

天然木フローリング、複合フローリングとしては日本初のことであり、10月から挽き板フローリング「LiveNaturalプレミアム」シリーズを皮切に、すべての天然木化粧床材の抗ウイルス仕様への切替えをスタートした。同社の天然木化粧床材の生産量は約13万坪/月で業界ナンバーワン。ステップを踏んで仕様変更を進めており、今年6月には約9割が抗ウイルス仕様となり、2021年度中にはすべて切替えが終わる予定だ。

一部製品、またはグレードアップ仕様ではなく、全面的に抗ウイルス仕様に切り替えたのは「衛生的な暮らしに先陣を切って取り組む」(海堀直樹常務取締役)という同社の企業姿勢が表れている。もはや床材の標準ともいえる抗菌仕様を最初に実現したのは朝日ウッドテック。同様に「抗ウイルス仕様も将来的にはスタンダードになるだろう。業界標準に向けて思い切って全面切り替えを決めた」のである。
抗ウイルス仕様の製品の価格は設計ベースで2000円ほどアップするが反響は上々だ。そもそも中高級価格帯の付加価値製品であるが、「価格帯が合わないケースでも話は聞いてもらえる」と注目されている。特に注文住宅などで標準仕様として選ばれており、また、分譲住宅やリフォームでもテレワークや換気などニューノーマルな暮らしを提案する際の一つのアイテムとして採用されているという。

天然木フローリングで、日本で初めて「SIAA抗ウイルス」と「SIAA抗菌」のマークを取得

抗ウイルス・抗菌ともにSIAAマークを取得

朝日ウッドテックの最大の強みは、銘木商にルーツを持つ同社ならではの天然木へのこだわりだろう。この価値に抗ウイルスという新たな付加価値を加えた。

抗ウイルス性能についてみると、24時間後にウイルスA(エンベロープあり)で99.99%減少、ウイルスB(エンベロープなし)で99.96%減少という高いレベル。これを実現するのが無機系の抗ウイルス剤を配合した新塗装であるが、採用する抗ウイルス剤の検討にあたっては、いかに天然木の手触り感や質感を維持できるかに強くこだわった。例えば、酸化チタンで皮膜し光触媒機能を持たせる方法では表面が白っぽくなり、従来通りの質感を維持できなかったという。結果、従来製品と並べてみても、意匠性や質感などで遜色のない製品に仕上がった。天然木の素材感に強くこだわりながらも、新たな性能を加えることを実現したのである。

2021年1月、同社は日本で初めて天然木フローリングで「SIAA抗菌マーク」を取得した。抗菌性能は以前から備えていたが、第三者機関による認証取得で、ユーザーにより分かりやすいかたちで、抗ウイルス・抗菌仕様の天然木フローリングを提案できるようになった。現在、抗ウイルス、抗菌ともにSIAAマークを取得しているのは同社のみであり、ユーザーへの訴求力という点で大きな差別化ポイント、強みと言えるだろう。

同社では、今後、天然木フローリング以外の床材、階段材、壁材、手すり、造作剤などについても、順次、抗ウイルス・抗菌仕様に切り替えていく。手始めに、手が触れる機会が多く、拭き掃除の需要が高い手すりについて、早ければ今年4月には抗ウイルス・抗菌のSIAAマークを取得予定だ。


【お問い合わせ】

朝日ウッドテック
06-6245-9505
https://www.woodtec.co.jp/


安心の新たな価値 抗ウイルスで差をつけろ


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ハウジング・トリビューンVol.640(2022年8・9号)

特集:

ハウジング・トリビューンは、住宅事業者の商品開発担当者などを対象に、今後の住宅商品開発の方向性を探るアンケート調査を実施した。

「省エネ」、「再生可能エネルギー活用」、「木材利用」、「リサイクル」、「蓄エネ」、「防災・減災」、「温熱環境」、「空気環境」、「在宅ワーク」、「非接触」、「IoT・IT」、「家事支援」、「高齢者対応」、「子育て支援」、「リフォーム対応」、「長寿命化」、「高意匠」、「省施工」、「DIY」、「その他」という19項目の中から、商品開発を進めていく上で注力したいテーマを3つ選択してもらった。

また、その中でも特に注力したいテーマと、なぜそのテーマを選択したのか理由を聞いた。
アンケート結果から、あるべき未来の住宅像が浮き彫りになった。

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