New   2026.9.9

ジャパンホームシールド、インスペクションデータとAI技術を融合 戸建て買取再販の「見えないリスク」を可視化

 

ジャパンホームシールドは、戸建住宅の買取再販・リノベーション事業を支援する「Homile リノベナビ」の提供を開始。
事前調査やリスク評価を「約10分」で完了させ、工務店の迅速な意思決定と新規事業参入を後押しする。

Homile リノベナビ」は、同社が持つ累計1000万件以上の住宅インスペクションのビッグデータとAI技術を融合させ、専門家による目視点検なしに住宅の劣化リスクをデジタル上で予測・可視化するシステムだ。これにより、中古住宅取引の透明性を高め、適切なリフォーム時期の把握や良質な住宅ストックの形成をサポートする。

近年、新築住宅の価格高騰により従来の顧客が予算内で家を買うことが難しくなっている。一方で、リフォームにおいては、OB顧客からの修繕依頼が10万〜20万円程度の小規模工事中心となりやすく、工事規模に関わらず契約書作成などの事務負担が変わらないためスタッフが疲弊しやすく、単独では事業として成立しにくいという課題がある。そのため、工期が1カ月程度で数百万円の粗利が見込める「戸建ての買取再販事業」が第3の選択肢として注目されている。

しかし、未成熟な戸建て市場への参入には高いハードルが存在する。一つは「劣化状況の不透明さとリスク」だ。戸建ては外観から構造や防水、給排水などの劣化状況が把握しづらく、いざ開けてみると想定外の劣化が進んでおり事業が安定しないという技術的・心理的ハードルがある。「低い成約率と多大な業務負荷」も大きな課題だ。買取に至る物件は、調査をした10棟のうち1〜2割程度にとどまり、多くの労力が徒労に終わってしまうのが実態だ。さらに「調査に要する時間」というハードルもある。従来、仕入れ担当者が対象物件の適正価格や周辺相場の調査、リフォーム費用の算定、リスク評価を行うには、1件あたり半日から1日もの長い時間を費やす必要があった。

「Homile リノベナビ」は、劣化リスクの推定、周辺取引事例の表示、リフォーム実行プラン作成などを約10分で完了。さらにAIが言葉で総評する。事業性の判断材料を提供する


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