New   2026.7.28

警察庁「犯罪情勢」 空き家に眠る資産が目当ての窃盗が6年間で4倍に急増

貴金属・宝石だけでなく家電、室外機も被害に

 

全国的に増加する空き家を対象とする窃盗が急増している。

警察庁の「令和7年 犯罪情勢」によると、「窃盗犯」の認知件数は2003年から一貫して減少していたが、21年を底に反転、連続して前年を上回った。25年は51万3931件(前年比1万2424件増、同2.5%増)である。この「窃盗犯」は、大きく「侵入窃盗」と「非侵入窃盗」、「乗り物盗」に分けられるが、「侵入窃盗」は窃盗犯全体の傾向と同様に、21年まで連続して減少を続けた後、22年からは3万6588件、4万4228件、4万3036件、4万7233件と増加を続けている。ちなみに、26年1~5月の「侵入窃盗」の認知件数は1万7843件であり、前年同期比1575件減、同8.1%減となっている。

この「窃盗犯」の認知件数を発生場所別にみると、商業施設や一戸建住宅での発生が多いが、目を見張る増加を続けているのが「空き家」だ。統計を取り始めた20年以降、5年連続で前年を上回り続け、25年は1万3971件に達した。20年比でみると1万546件増、同307.9%増と、6年間で4倍に拡大している。

この1万3971件の内訳は、侵入窃盗が1万1958件(前年比2644件増、同28.4%増)と約85%を占めるが、敷地内等から窃取する非浸入窃盗も1934件(同494件増、同34.3%増)であり、ともに伸び率は大きい。

発生場所「空き家」の手口別の認知件数の推移

空き家の財産が狙われている
室外機や金属類も窃盗に


この記事はプレミアム会員限定記事です

プレミアム会員になると続きをお読みいただけます。
料金・詳細はこちら

新規会員登録

無料会員登録後にプレミアム会員へのアップグレードが可能になります

アカウントをお持ちの方

ご登録いただいた文字列と異なったパスワードが連続で入力された場合、一定時間ログインやご登録の操作ができなくなります。時間をおいて再度お試しください。