New   2026.6.15

リノベの現場と「つくる喜び」

 

住宅・建設業界では、現場を支える大工や職人の高齢化と深刻ななり手不足が進んでいる。国が従来の「スクラップ&ビルド」から既存の建築物を適切に活用する「ストック循環」へと大きく舵を切るなか、その担い手をどう確保し、育成していくかは、今後ますます大きなテーマとなっていく。

大工のなり手を増やすためにいま最も向き合うべきなのは、単なる労働条件の改善だけでなく、「つくる喜び」を取り戻すことだ。神戸芸術工科大学の松村秀一学長は、「本来自分の手で空間を形作る喜びがあったはずの仕事が、生産性だけを追い求める作業になってしまったことによる『やりがいの喪失』こそが、建設現場が抱える深い問題」と指摘する。

Japan. asset managemen(t Jam)が手がけた空き家戸建て借り上げ事業「house Matsubara」。(一社)リノベーション協議会の内山会長が代表を務めるJamが8年マスターリースのうえ運用、自社投資事業としてリノベーションした


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