タイガーボード誕生100周年 〝チーム吉野石膏〟でニーズに応え進化し続ける
吉野石膏は、石膏ボード「タイガーボード」の製造販売を1922年に開始して、2022年の寅年に100周年を迎えた。
これを記念して3月1日を「タイガーボード」の日として制定した。
タイガーボードの強みはどこにあるのか。今後、どのように進化していくのか。須藤永作 代表取締役社長に聞いた。
──「タイガーボード」の製造販売から100周年を迎えました。
「タイガーボード」は、1922年に製造販売を開始し、2022年に100周年を迎える石膏ボードで、当社の代表的なロングセラー商品です。〝燃えない建材〟という特性を活かし、壁や天井の内装下地、耐火壁、遮音壁や耐力壁として、戸建住宅から高層建築まで、幅広く使用され、石膏ボードの国内シェア82%を獲得しています。
現存する最古の石膏ボードが1922年3月〜6月に製造されたこともあり、春の火災予防運動が始まる3月1日を「タイガーボードの日」と制定しました。〝燃えない建材〟「タイガーボード」をより多くの方に知っていただくと共に、防災意識の向上の一助になればという想いを込めました。
──改めてタイガーボードの強みについてお聞かせください。
タイガーボードの強みは、バランスよく様々な性能や、要求水準を満たしていて、扱いやすい建材であることだと思います。社内では、半分冗談で「〝八方美人〟の建材だ」と話しています。
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