新築からリフォーム、介護、さらには発達障害の塾まで お客のニーズをしっかりキャッチして新事業を展開 

case4. 和歌山県田辺市その④前編

和歌山県田辺市主催の人材育成事業「たなべ未来創造塾」から起業や新規事業が生まれている。その2期生で地域のあらたな動きを創りだしたのが高垣工務店・石山登啓(いしやま・のぶひろ)社長だ。
石山さんは2018年に社長に就任したばかり。塾生に応募したのは統括部長のときだった。
ところが最初却下された。「塾生よりは講師レベルだった」(市の担当・鍋屋安則さん)。
それでも再度、懇願をして入塾させてもらったのだという。


石山さんは和歌山県西牟婁郡白浜町出身。高校を出たあと静岡県の日本建築専門学校に入る。卒業後22歳で地元の高垣工務店に就職。最初の3年間は大工の見習い。社長にこれから工務店も営業が必要と言われ営業担当に。それまでは社長以外はヒラ社員という会社だったという。営業で設計・現場監督・マーケティングを学んだ。ところが10年前、石山さん33歳のとき社長が46歳でくも膜下出血で倒れ倒産の危機となった。


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ハウジング・トリビューンVol.606(2020年18号)

特集:

地に足のついた営業で一足先に受注回復へ

新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言解除から3カ月が過ぎた。
一時は休業停止に追い込まれた数多くの住宅展示場も客足が戻りつつある。
客との対面でのやりとりができなくなる中、住宅メーカー各社が緊急対応として取り入れたオンラインによる打ち合わせやVRなどの導入によるWebの強化策。
2ケタ台の落ち込みが相次ぐ7月に、一足早く前年対比を上回ったメーカーから見えてきたのは、地に足のついた営業姿勢だった。
一部では非対面での住宅営業が進むとの見方もある中、他よりも一足早く受注が回復したにメーカーでは、「地道に丁寧な営業を重ねた結果で、奇をてらった対応はしていない」と口をそろえる。

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