「農ある暮らし」を郊外の価値に
記者が住む多摩地域には、今なお多くの畑が残る。近隣にはケヤキの大木が印象的な昔ながらの農家もある。近くを流れる玉川上水沿いの緑と、こうした昔ながらの「農ある暮らし」を思わせる風景こそが、郊外居住の魅力のひとつである。
しかし、ここ数年で多くの畑が宅地に変わり、少しずつ風景が変わってきていることも事実だ。
以前、都市農家の現状について取材をしたことがある。その際に取材した農業関係者は「都市農家は嫌われ者ですから…」と悲しげに語っていた。相続の問題などから農地の一部を売却し、そこに住宅が建ち、新しい住民が移住してくる。残った農地で農業を営んでいると、新しい住民から「土ほこりで洗濯物が干せない」、「庭で物を燃やさないで欲しい」といった苦情が寄せられる。多くの新しい住民は、自分の住宅が建つ土地がかつて誰のものであったかは知らない。「土ほこりが舞ってくる」という現実しか見えない。結果として、苦情を言わざるを得ないのだ。
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