New   2026.7.28

農林水産省「食育白書」 食生活よりも趣味や仕事が優先 野菜や果物の摂取が少ない若年層

調理の手間やコストがネックに

 

食生活を後回しにする若年層の実態が浮き彫りになっている。農林水産省が公表した「令和7年度 食育白書」によると、日本人の野菜、果実の消費量は減少傾向にあり、特に若い世代(20~39歳)における摂取量不足が顕著だ。
国は「第4次食育推進基本計画」において、25年度までに1日当たりの野菜摂取量の平均値を350g以上、果物摂取量100g未満の者の割合を30%以下とすることを目標にしていたが、「令和6年国民健康・栄養調査」によると、20歳以上の1日当たりの野菜類摂取量の平均値は258.7g、果実類摂取量の平均値は79.4gとなっており、果物摂取量が100g未満の者の割合は67.7%に上った。

特に、年齢階級の低い世代ほど野菜・果実の摂取量は低く、野菜については、20~29歳で1日平均約213g、30~39歳でも約220g台にとどまり、いずれも国の目標である350gを100g以上下回る水準となっている。また、果実類の摂取状況についても、20~39歳では平均摂取量が50g前後と全世代で最も少なく、100g以上摂取している人は少数にとどまるなど、若年層ほど果物離れが進んでいる実態がうかがえる。

果物摂取量の平均値(20歳以上、性・年齢階級別、全国補正値)


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