スマいる給湯プロジェクトが発足 官民連携、業界横断で省エネガス石油給湯器の普及を推進
ガス・石油の給湯機器関連業界団体、住宅業界団体、リフォーム業界団体、消費者団体、さらに経済産業省、国土交通省、環境省も参画した「ガス石油省エネ給湯機普及促進会議(通称:スマいる給湯プロジェクト)」が発足した。業界領域を超えて省エネ性に優れる高効率なガス・石油給湯機の「スタンダード化(市場の75%)」に取り組む。
「2050年カーボンニュートラルの実現」に向け、政府は温室効果ガス削減目標として2013年度比で2035年度に60%削減、2040年度に73%削減を打ち出している。
家庭部門においては、2030年度に66%削減、2040年度に同71~81%削減という目標だ。その家庭部門のエネルギー消費の約3割を占めるのが給湯分野であり、家庭部門のCO2排出量削減の要と言える。
そのために進められているのが高効率給湯機の普及・拡大だ。
ガス給湯機はトップランナー制度の対象で、2028年度に向けた潜熱回収型給湯機の最大限の導入割合に基づいた目標基準値が設定されている。また、住宅省エネキャンペーンでは高効率給湯機について新築住宅への設置、既存住宅へのリフォームでの設置の支援が展開されている。さらに資源エネルギー庁が2034年度に向けて高効率給湯機の普及促進による化石エネルギー消費量の削減を進める制度案を検討、先に報告書がまとまった。
「スマいる給湯プロジェクト」は、家庭部門におけるCO2排出量削減目標の達成には給湯機の徹底的な省エネ化が不可欠と、「ハイブリット給湯機」、「エネファーム(家庭用燃料電池)」、「エコジョーズ(潜熱回収型ガス給湯機)」、「エコフィール(潜熱回収型石油給湯機)」の4製品を対象に、その普及を推進していく。
設置困難な住宅を除き100%を省エネ給湯機に置き換え
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