(一社)優良ストック住宅推進協議会、24年度契約数は過去最高2262件
各社の取り組み強化で買取再販型が406件と伸長
(一社)優良ストック住宅推進協議会が展開する戸建ストックブランド「スムストック」の2024年度の契約数は過去最高の2262件だった。現在の捕捉率約20%を25%に引き上げるため、認知度向上と体制強化を目指す。
同協議会は、既存住宅流通の活性化と適切な市場形成を目指し、08年に設立され、現在住宅メーカー10社で「スムストック」認定事業を行っている。「スムストック」とは、同協議会の会員各社がこれまで供給してきた建物のうち、住宅履歴データベースの保有、50年以上のメンテナンスプログラム、新耐震基準レベルの耐震性といった基準を満たす住宅。24年度の成約数は2262件で2年連続の2000件超えとなり、前年比8.2%増の過去最高となった。各社が自社の買取再販を強化していることも奏功し、買取再販型は406件で過去最高となった。このほど新会長に就任した芳井敬一氏(大和ハウス工業代表取締役会長)は、「今年は住生活基本計画の中間見直しの年。既存住宅の活用は空き家対策や住宅のアフォーダブリティの確保、人生100年時代への対応などに有効である。良質な住宅をしっかり評価して流通させる当協議会の役割は、ますます重要になっている。今までのノウハウを活かし、会員各社と連携しながら既存住宅流通のトップランナーして社会に貢献していきたい」と挨拶した。

捕捉率25%へ
認知度&関係強化
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