森林・林業のポジティブキャンペーンを! 「森が好き」という気持ちの受け皿に
災害防止のために森林を整備
地域の森林管理のあり方を議論する、ある市の委員会で委員を務めている。市では災害防止の観点から森林整備の重要性を強く認識していて、委員会の議論も、森林をどのように整備すれば災害を防ぐことができるかが焦点となっている。
市内の森林はスギやヒノキの人工林が多く、それらを適切な密度にするための間伐に手厚い補助が講じられている。市の森林・林業施策はとても充実していて、国内の自治体ではトップクラスではないかと思われる。
先日の委員会でも災害を防ぐための森林整備の在り方が主な論点となった。最近の雨の降り方は、以前では考えられないほど激しくなるケースがある。森林防災の研究を専門としている委員がそのことを指摘して対策の必要性を強調し、他の委員や事務局の市側からもそれに賛同する意見が出された。
もちろん、私にも異論はなく、土砂崩れや流木による被害を防ぐために適切な施策を講じるべきだと思う。ただ、こうした議論をしているばかりでは、森林に対してマイナスイメージばかりが膨らむことになりはしないだろうか。そのことが気になってしまった。
森は厄介ごとの温床なのか?
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