住宅産業は何を追い求めるのか

創樹社は1983年に産声を上げ、86年に住宅産業の総合情報誌と銘打って「ハウジング・トリビューン」を発刊した。
昭和から平成、そして令和に時代は変わり、住宅産業も、それに携わる住宅関連企業もその姿を変えてきた。
高度成長期からバブル期、失われた10年、低成長時代と社会が移り変わるなかで日本人の暮らしも変化してきた。
今後、住宅産業は何を求め、どのような住まいの形を描いていくのだろう。
40周年の節目に、「住宅産業は何を追い求めるのか」をテーマに、3号にわたり特集企画を掲載する。
第1回目の今回は、これまで住まいに何が求められてきたのかを4つのテーマで振り返り、今後を展望する。

• ［住宅価格］インフレ時代に求められる新しい住宅購入の選択肢
• ［安全］住まいの原点は安心　想定を超える災害に備える
• ［省エネ］追い求めた断熱化の終着点　省エネ住宅が迎える新たな時代
• ［健康］健康と住まいの歴史　見直された住宅環境と事業者の責任
• ［1980年代］空前の住宅ブームとその終焉