日本各地を旅して気に入った阿蘇へ移住

400坪に住まいを新築、牛小屋をリノベしてゲストハウス 山登りやトレッキングのニーズに合致 予約は世界から

ゲストハウスの前の前畑恵梨子さん。趣味のイラストレーションを生かして近郊の観光用のかき氷マップを手掛けた

熊本県北東部阿蘇郡 南阿蘇村の山間地に京都から2013年に移住。新たに住まいを建て、その傍らでGUEST HOUSE & SHOP SOCKETを始めたのは前畑佑亮・恵梨子さん夫妻。お子さん2人との4人暮らし。前畑佑亮さんは薬剤師で、現在、熊本市と宮崎県西臼杵郡高千穂町の薬局に通っている。車で1時間ほどだ。恵梨子さんは、ゲストハウス運営と趣味を生かし、(一社)みなみあそ観光局から依頼されたマップを手がけたりしている。京都市役所勤務を経て不動産会社に勤め、南阿蘇に引っ越して「白水温泉 竹の倉山荘」で職員としてお世話になった。そして妊娠を機に退職し、子育てと現在の仕事に専念している。お子さんはバスで10分ほどの近くの小学校に通っている。

土地は約400坪。母屋は、すでに屋根が落ち、竹が生えているという状態だったことからローンを組み3LDKの新築を建てた。また、お子さんの友達のお父さんが建築家だったことから依頼をして、牛小屋をゲストハウスにリノベーションした。見晴らしもよく部屋も広々としている。2019年にオープン。日本政策金融公庫の女性起業支援と震災復興支援で500万円ちょっとの費用を借りることができた。


この記事はプレミアム会員限定記事です。
プレミアム会員になると続きをお読みいただけます。

新規会員登録

(無料会員登録後にプレミアム会員へのアップグレードが可能になります)

アカウントをお持ちの方

ご登録いただいた文字列と異なったパスワードが連続で入力された場合、一定時間ログインやご登録の操作ができなくなります。時間をおいて再度お試しください。