富裕層をターゲットにした超高級住宅 戸建ならでは自由度の高さを売りに

近年の住宅新商品のホットなテーマとして「超高級住宅」も挙げられる。大手ハウスメーカーを中心に提案が活発化している。

大和ハウス工業は、東京・大阪・名古屋を中心とした都市部の富裕層向けに、木造とRC造を組み合わせた混構造を採用した同社最高級戸建住宅商品「Wood Residence MARE−希−(マレ)」を発売した。

大和ハウス工業の最高級戸建住宅商品「Wood Residence MARE -希-(マレ)」。木造とRC 造の混構造とすることで、大空間・大開口を実現するとともに、地上階だけでなく地階の提案も可能に

人口減少、少子高齢化に伴い、中長期的には戸建住宅の新設住宅着工の減少が見込まれているが、同社が2017年に発売した高級木造戸建住宅商品「PREMIUM GranWood(プレミアム グランウッド)」や2018年に発売した「xevoΣ PREMIUM(ジーヴォシグマ プレミアム)」などプレミアムシリーズは2019年度より約20%増と販売棟数が増加しており、継続的な市場規模の拡大が期待されている。

そこで同社は富裕層が重視する「デザイン性」や「品質」、「素材」、建設地における「敷地対応力」に着目し、「Wood Residence MARE−希−(マレ)」を開発した。


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