ゲストハウスが都会と田舎の交流拠点に
田んぼで農業と芸術を楽しむイベント 立山町に広がる耕作放棄地を再生活用する構想も
富山県中新川郡立山町に移住した坂口創作さん一家。農家住宅を購入し農業を営むと同時にゲストハウスや、イベントの開催など、新たな試みを手掛けている。
「ゲストハウスは都会や海外からの方々に田舎の暮らしを共有できたら喜んでもらえる。また、さまざまな人とのつながりがつくれたらとの思いではじめました」と坂口さん。
ゲストの部屋は約100㎡。7つの部屋を組み合わせて使っている。家族の居室は別に4つある。
ゲストハウスはコロナで、ここ2年間はお休み。コロナ前は農作業に差し支えない範囲で、休日中心の営業で年間30泊ほど受け入れていた(2018年・2019年)。
「ゲストと一緒に畑に出て田舎暮らしの一端を楽しんでもらっています。また、ゲストからは人気店のお菓子などお土産を貰うことも。ちょっとした都会と田舎の交流ですね」。
一般的な募集や集客はせず友人や知り合いの紹介で受け入れをしている。縁や繋がりの来客のため滞在中はわきあいあいと過ごせ、それがさらなる紹介につながっている。
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