構造金物「フロッキン金物構法」 狭小耐力壁「フロッキン狭小壁」
wallstat認証取得 パラメータを公開
ダイドーハント(大阪府吹田市)は、栗山百造(新潟県三条市)と共同開発した建築金物「フロッキン金物構法」と狭小耐力壁「フロッキン狭小壁」についてwallstat認証を取得。
wallstatの3Dモデルで揺らす動画などを活用して販売を強化していきたい考えだ。
「フロッキン金物構法」は、ドリフトピンを打ち込むだけの簡単・スピーディな施工ができる金物構法。施工に使用する道具はドリフトピンとハンマーだけで、工期の短縮と作業負担を軽減する。ホゾ部分がパイプ形状のため、木に対してより広い設置面を確保でき、高い強度と保持力を持たせられる。また、6種類だけの金物で構成しているため、構造計算時に金物を選びやすく、取り付ける際に間違いにくい。プレカット工場での取り付け、出荷への対応はもちろん、簡単に施工できるため、現場での加工、取り付けも可能。現場取り付けをすることでプレカット工場から材を運搬する時に荷量が増えず、運送費の軽減にも寄与する。
「フロッキン狭小壁」は、フロッキン金物構法の部品などを組み合わせて開発した狭小耐力壁。柱頭金物、柱脚金物、アンカーボルト、狭小壁用面材、専用のドリフトピン、ビスなどで構成する在来軸組工法対応の狭小耐力壁で、柱頭と柱脚に専用の粘り強い金物を使い、ビスの配置などを工夫することで、粘り強く高い耐力を実現。狭小住宅において、玄関正面にビルトインガレージを設置する、あるいは一般的な耐力壁から狭小耐力壁に置きかえることで、より開放的な空間を創出するといった使い方が可能になる。さまざまな納まりで耐力検証を行い、設計マニュアルを用意。一般的な構造計算ソフトで入力することができる。
スペックだけではわかりにくい
効果をwallstatで可視化
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