本社を神田神保町の賃貸ビルから移転 小金井公園近くの古民家をリノベしてオフィスに

基本はリモート 通勤や子供の送り迎えも楽に

1階の会議室。左から3人目が坂上美樹さん。左端が山林早良さん。後ろに大型モニターが設置されている

57年間、本社を置いていた千代田区神田神保町の賃貸ビルから、2021年3月、郊外の小金井市の民家の1軒家に会社を移転したのは社会科学や教育書で知られる合同出版だ。

JR中央線東小金井駅から徒歩20分。市の巡回バスでは10分ほどで着く。すぐそばには小金井公園が広がり緑豊かで環境は都心とは比べようもない穏やかさだ。東小金井駅から新宿駅まで27分、東京駅まで40分で都心も近い。

「コロナになってリモートを導入し、それなりに広さのあった神保町の会社の事務所が誰もいない状態になった。仕事はリモートでやれている。そしたら規模の小さい所に引っ越さないかという話しが出て、私の中では1軒家がいいなと(笑)。それで移転しました。ここは緑豊かで空気も美味しい。近所に野菜の直売所もあるんですよ」。

にこやかに語るのは、2020年、代表取締役社長兼編集部編集長となった坂上美樹さん。

坂上さんは車での通勤だが、通勤時間が半分に減った。編集部・山林早良さんは、たまたま近くに住んでいたことから自転車通勤となり、小さい子どもの保育園や学童保育の送り迎えも楽になった。生活にゆとりが生まれたという。


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