バリューアップや買取再販で売上高400億円以上へ
大和ハウス賃貸リフォーム社長 森田一彦 氏
大和ハウスグループで、賃貸住宅のリフォーム事業を担う「大和ハウス賃貸リフォーム」が4月に立ち上がった。森田一彦社長に、今後の展望などについて聞いた。
──4月に新会社「大和ハウス賃貸リフォーム」が立ち上がりました。
元々、リフォームは大和ハウスリフォームがこれまで手掛けてきました。ここでは戸建住宅と集合を両方やっていたのですが、大和ハウス本体が事業部制を引くなかで、事業領域の見直しが行われました。事業本部制では住宅と集合が別領域となったため、大和ハウスリフォームの事業を分割し、集合だけを手掛ける会社として4月に発足しました。
──新会社では、どういった事業展開を。
大和ハウスの集合住宅のストックとしては、110万戸ぐらいあります。その全てが当社のリフォーム対象になります。
今まで集合リフォームのメインで行ってきたのは外装工事です。現状の売り上げの7、8割を占めます。事業部制となり、大和ハウスと大和リビング、当社が1つのグループになりましたので、情報共有をしながら、外装工事を伸ばしていきます。
また、その連携を生かしながら、部屋の改装、内装工事を積極的に手掛けていこうと考えています。110万戸のストックのうち大和リビングが60万戸ぐらい管理していますが、このうち年間で12万〜13万戸ぐらいの入居者が入れ替わります。その際のメンテナンスやクロスの張替え、簡単な設備の入れ替えは大和リビングが、構造や間取りを変更するリノベーションは当社で担うという形になっていきます。これまでは外装をメインにやっていましたが、今後は大和ハウスと大和リビング、当社の3社が連携し、物件のバリューアップ工事をオーナーへ提案していきます。
──バリューアップとしてどんな提案を考えていますか。
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