既存の素材生かしてグランピング体験を提供

女性視点でデザイン 宿泊と食事も充実

福岡県福津市西福間の浜辺の「グランピング福岡 ぶどうの樹〜海風と波の音」は、多くの若い人で賑わうトレンドの場だ。だが、かつては浜辺の防風林の松林にゴミの不法投棄があったりと、決していい環境とはいえなかった。

それを変革させたのは、同じ浜辺沿いにある福岡県遠賀郡岡垣町「グラノ24K ぶどうの樹」(小役丸秀一社長)だった。同じ波辺につながる西福間も海の美しい風景を繋ぎたいという思いから、福津市と地域の住民との協議会を立ち上げ、地域に貢献できるものならということで、2013年に浜辺に面してチャペルのあるウエディングスペース、海の観える寿司店、ブッフェレストラン、ビヤガーデン、カフェなどを作った。土地は一部が市のもの、一部が森林組合のものを借り受けたものだ。

フロントにはカフェとドリンクバーなどもあり食も充実


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