縮小する住宅市場でもまだまだ伸ばせる分野あり PLTで切磋琢磨に、海外事業の協調視野に
トヨタホーム 後藤裕司 社長
トヨタホームの新社長に後藤裕司氏が就任した。親会社のトヨタ自動車に入社したものの住宅畑20年と異色の経歴を持つ。今後の展望を聞いた。

名古屋市出身、1959年12月生まれ 名古屋大学法学部卒業。 1983年4月トヨタ自動車入社、鉄板などの調達業務に携わり、2003年1月住宅企画部に。09年1 月住宅企画部長、10年10月トヨタホーム経営管理部長、16年6月同常務営業センター長を経て現職。
──住宅マーケットの中期的な展望はどうでしょうか。
2030年代ぐらいには新築着工数60万戸もあり得るでしょう。トヨタホームは、年間で4000、5000戸。いろいろなところでチャンスはまだあるはずです。職人さんが少なくなっている中で、本来のプレハブの強みを出し、まだまだ貢献できる分野があると思います。分譲、まちづくりでまだまだ伸ばせる分野はあります。
これから3カ年計画を作りますが、戸建ての年間4000、5000戸は維持していきたい。伸ばせる分野としてはリフォームだと思います。ここ数年で倍近く伸びましたが、まだまだ余地はあります。これまで外壁や防水などの修繕、定期点検が中心でしたが、最近力を入れているのが、1000万円などの高額リフォームです。ここを大事にしたいと思っています。V2Hに絡んだリフォームも最近は増えています。
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