「旅する大家」の常識を超えるシェアハウス

#04 鎌倉市長谷

  • 山小屋風スペースの壁天井仕上げはtoolboxの『スライスウッド』

  • シェアハウス住人の共用リビング。大家の横山さんが吟味した素材と世界中から集めた家具でつくられたアバンギャルドな空間

  • 古材やユーズドタイルなど、カラフルな素材の組み合わせが刺激的

    「旅する大家」のニックネームで活動する横山亨さんが、「僕の好きなものだけを詰め込んだ」と話すシェアハウス『甘夏民家』&CAFE「雨ニモマケズ」。築80年を超える古民家をリノベーションした空間は、和の趣を持つ杉板、アメリカの工場で使われていた古材、フランスのユーズドタイルに、鮮やかな柄壁紙、備え付けの家具は北欧ヴィンテージ…と、さまざまな素材とテイストがミックスしたアバンギャルドな空間だ。賃貸住宅に抱く「無難な内装」のイメージからかけ離れた冒険的な内装は、横山さんの「入居者に選ばれる物件になるためには、僕自身が心地いいと思える物件にすることが大事」という信条から。かつて所有していた物件で入居者トラブルが続出し、管理会社任せではいけないと思い立った横山さんは、自ら対応にあたり修繕も自身で監修。「愛情を持って手をかけるほど物件の質が上がり、それが入居者の方にも反映されるということを実感したんです」(横山さん)。現在、この物件を含めて計6 棟の賃貸住宅を経営する横山さんは、「家賃の安さや駅からの距離や築年数ではなく、そこに住むことに価値を見出して選んでもらえる物件づくり」を心がけていると言う。そこでしか得られない体験を提案する賃貸空間。そんな物件が世の中に増えたら、賃貸暮らしはずっと楽しくなりそうだ。


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