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グローバルベイス、ユナイテッドアローズ社 マンションリノベサービスの提供をスタート

空間づくりにアパレルのエッセンスを

中古マンションリノベーション事業などを行うグローバルベイスとセレクトショップを運営するユナイテッドアローズ社がアパレル業界初となるマンションのフルオーダーリノベーションサービスを開始した。第1弾となるモデルルームは吉祥寺にオープン。ユナイテッドアローズのスタイルを活かした豊かな暮らしを提案していく。

圧迫感を感じないよう天井の高さに気を配ったリビング空間。ユナイテッドアローズオリジナルの家具も使用している

近年、ライフスタイルの多様化が進み、若年層を中心にフルオーダー型のリノベーションマンションの人気が高まっている。個性やオリジナリティをインテリアデザインなどで表現することで、住空間を豊かにしたいというニーズが多いためだ。しかし、自分のこだわりやイメージを上手く言葉に出来ない場合もあり、結果として十分に満足できない住空間が出来上がるケースも少なくない。また、自分の理想とする住空間を再現したいと思ったときに、どのリノベーション事業者が自分が理想とする住空間を実現してくれるか分からないという声もある。

そのような中で、グローバルベイスとユナイテッドアローズが組み、新たにフルオーダーリノベーションサービス「Re:Apartment UNITED ARROWS LTD.(リ アパートメント ユナイテッドアローズ)」の提供を開始した。ユナイテッドアローズは、異なるコンセプトのストアブランドを複数展開している。これまで、様々なストアブランドに合わせて店舗空間のデザインも行ってきた。グローバルベイスはファッション感度の高いユナイテッドアローズと組むことで、住空間にこだわりの強い消費者に対して訴求力を高めていきたい考え。また、各ストアブランドのコンセプトのに合わせてデザインされた店舗空間がすでに存在するため、消費者にとってもなかなか言葉で表現できない理想のイメージを事業者に伝えやすくなる。都心の優良不動産物件の調達に強みをもつグローバルベイスと、ライフスタイルの提案力に長けているユナイテッドアローズのコラボにより、消費者のイメージや理想をカタチにしリノベーションによる豊かな空間、暮らしを提案していきたい考えだ。

新サービスでは、グローバルベイスがリノベーションワンストップ事業「マイリノ」を通して施主の希望の立地にあるリノベーションに適した物件の提案などを行い、ユナイテッドアローズが間取りや内装デザイン、設備や家具制作等のプロデュースを行う。施工はグローバルベイスが担当する。ライフスタイルや要望に合わせてユナイテッドアローズがプロデュースした空間を、グローバルベイスが丁寧に施工する。グローバルベイス常務取締役の野田清隆氏は「ユナイテッドアローズの様々なブランドのコンセプトを活かしながら、多様化するライフスタイルに応えたい」と話す。

キッチンにはオープン・シェルフを備え付け収納も好みに合わせてデザインできる
ガラスとアイアンで構成した見せるウォークインクローゼット
六角モザイクタイルは店舗でも実際に使用しているもの

第一弾となるモデルルームが吉祥寺にオープン

新サービスの提供に伴い、第一弾となるモデルルームが吉祥寺にあるメゾン井の頭1101号にオープンした。築年数47年、専有面積75.97平方メートル、バルコニー9.07平方メートルの既存マンションである。リビングの窓からは井の頭公園を見下ろすことができ、2LDKの間取りにはユナイテッドアローズの視点で作ったオリジナル家具などが配置されている。「最高の場所で最高のデザインのリノベーション空間を提供したいという思いから、第一弾をこの場所に決めた」とグローバルベイス常務取締役の野田清隆氏は話す。

空間づくりにはユナイテッドアローズの店舗の世界観が随所に盛り込まれている。例えば、寝室のウォークインクローゼットはガラスとアイアンで構成した見せるウォークインクローゼットだ。お気に入りの洋服をかけたりストックボックスを活用することで、空間づくりのひとつとして楽しんで欲しいという思いが込められている。見せる収納は、あらゆるところに設置されている。例えば玄関の靴棚。お気に入りの靴に加えて、日常的に履く靴を自由に並べることで見せる収納として自分好みにデザインできる。キッチンも同様にオープン・シェルフを備え付け、グラスなどを気分に合わせてディスプレイできる。

また、今回のモデルルームが築47年という古い物件のため、天井が低く圧迫感のある空間をいかに広く見せるかにも注力したという。経営戦略本部店舗開発部の榎本芳郎氏は「どれくらいの高低差があればよいのか。何度も検証を重ねながらつくりあげた」と話す。

そのほか、キッチンや洗面台の壁面タイルは天然石の六角モザイクタイルを採用している。こちらはユナイテッドアローズが展開する店舗でも実際に使用しているもの。個性的な空間づくりに寄与している。

リノベーションの面白さを提案しつづけていく

グローバルベイスにとっては初めてのアパレル業界とのコラボレーションであり、ユナイテッドアローズにとっても住空間のプロデュースは初めての挑戦だ。まずは予定されているモデルルームの第二弾・第三弾のオープンに向けて力を注いでいくという。そのうえでユナイテッドアローズ商品戦略本部本部長の大田直輝上席執行役員は「お客様との信頼関係の構築、商品力向上のためにも新たな商品を提供し続けることが必要」と話す。

公開しているモデルルームは現在、家具付で8780万円で販売も行っている。今後はあらゆる取り組みを通してリノベーションによる豊かな暮らしを提案していく考え。

左からユナイテッドアローズ上席執行役員の大田直輝氏、グローバルベイス常務取締役の野田清隆氏、ユナイテッドアローズ経営戦略本部 店舗開発部の榎本芳郎氏

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特集:

2030年住宅への設置率6割は可能か
初期費用、条件不利地域へのソリューション

国は2030年に住宅での太陽光発電の設置率6割を目標とする考えを示した。
現状の設置率は1~2割とみられ、非常に高い目標と言える。
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