機能ガラス普及推進協議会 防災安全ガラスの普及促進へ
公立小中学校を中心に寄贈活動を本格化
機能ガラス普及推進協議会は、「防災安全ガラス」の普及促進に向けた取り組みとして初めて、避難所に指定されている公立小学校に防災安全ガラスの寄贈を行った。寄贈式と併せて子どもたちに向けたガラスの安全性などを教える出張授業も開催。防災安全ガラスの有効性を多くの人に伝え、普及促進を図っていきたい考え。
機能ガラス普及推進協議会は、建築物や住宅の安全性・居住性の向上に寄与する機能ガラスの普及推進を目的に平成5年に活動を開始した。板硝子協会会長の島村琢哉氏が会長を務め、生産・流通・販売に関わる7団体によって構成されている。 同協議会が力を入れているのが、一般的には合わせガラスと呼ばれる「防災安全ガラス」の普及活動。
防災安全ガラスとは、2枚の板ガラスの間に合成樹脂の中間膜を挟み、熱と圧力で圧着した合わせガラスのこと。2枚のガラスが強力に接着されているため、耐貫通性に優れており、万が一破損しても破片がほとんど飛び散らない。破片による怪我などの事故防止に寄与できるのが特徴だ。
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