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2020.10.12

ベターリビングが「防災安全合わせガラス」を認定

新基準を策定、台風被害などに備える

(一財)ベターリビング(BL)が新たに優良住宅部品認定基準「安全合わせガラス」を制定し、そのなかのBL-bs部品としてガラス3社の「防災安全合わせガラス」を認定した。

今、台風の大型化、頻発化により住宅被害が生じている。暴風で飛ばされた屋根材等の飛来物が窓ガラスを割り、場合によっては吹き込んだ風により屋根が飛ばされるという被害も起こっている。

こうした社会的課題に対し、板硝子協会からの相談もありBLは「制度の趣旨にも合致している」と新たな基準の策定に乗り出した。

「防犯安全合わせガラス」は、飛来物衝突の安全性、防犯性、人体衝突の安全性を持つ「安全合わせガラス」のうち、「屋根瓦の破片相当」以上の飛来物の衝突に対する安全性を持つもの。2kgの2×4材を12.2m/sで衝突させて貫通または孔があかず、その後の繰返し圧力載荷試験でも孔があかないことが求められる。

今回認定を受けたのは、AGCの「ラミセーフシェルター」、セントラル硝子の「ラミレックスBb」、日本板硝子の「ラミベーンシェルター」の3商品。

板ガラス協会は、これまでJIS R 3205に規定された合わせガラスを「防災安全ガラス」と呼称してきた。防犯性については「CPマーク」(防犯性能の高い建物部品)の規定で中間膜厚30ミル以上が定められていたが、飛来物の衝突に対する安全性については基準がなかった。今回、BLで基準が策定されたことから、中間膜60ミルのBL-bs部品相当の合わせガラスを「防災安全合わせガラス」とする新たな基準を制定、その普及を図っていく考えだ。

防災安全ガラスの破壊実演の様子
防災安全ガラスの破壊実演の様子

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特集:

蓄積されるエビデンスの最前線

住まいの温熱環境が居住者の健康を大きく左右する──そのエビデンスが着実に蓄積されつつある。
断熱性や気密性を高めることは暮らしの快適性につながるだけでなく、健康にも影響することは従前から指摘されてきたが、これらは経験や体験に基づくものであり、医学的なエビデンスに裏打ちされたものではなかった。
しかし、ここ10年間ほどの間に温熱環境と健康に関する研究が進み、その成果がまとまり始めている。
温熱環境と血圧、睡眠、虚弱、皮膚疾患などとの関係が明確になりつつあるのだ。
高性能住宅は、省エネ性や快適性などだけでなく、こうした健康面での価値を持つ。
住まいづくりも大きく変わりそうだ。
それぞれの分野の学識経験者に、研究の最前線、その影響などについて聞いた。

住まいと健康
慶應義塾大学理工学部システムデザイン科 教授 伊香賀俊治氏
温熱環境と睡眠
関西大学環境都市工学部建築学科 教授 都築和代氏
温熱環境と高血圧
自治医科大学循環器内科学部門 教授 苅尾七臣氏
温熱環境と皮膚疾患
岐阜工業高等専門学校建築学科 教授 青木哲氏
温熱環境と虚弱
北九州市立大学国際環境工学部建築デザイン学科 准教授 安藤真太朗氏

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