国交省、安心R住宅の告示化 事業者団体向け説明会もスタート
来年4月からの運用開始へ
国土交通省は既存住宅の新たなラベリング制度「 安心R住宅 」の告示化を今年10月末をめどに行う。併せて全国で説明会もスタートする。年末には団体登録の受付けを開始して来年4月に制度の運用を開始する予定だ。
国土交通省は既存住宅の新たなラベリング制度「安心R住宅」の内容を固めた。最終調整を行ったうえで、今年10月末をめどに告示化を行い最終決定する。併せて同制度の利用を検討する宅建事業者団体に向け、全国で説明会も行う。その後、年末をめどに団体登録の受付けを開始し、来年4月に制度の運用開始を目指す。
国土交通省の調査によると、既存住宅には「わからない」「不安」「汚い」というマイナスイメージがあり、これが既存住宅流通の妨げになっている。このため、同省はこういった既存住宅のマイナスイメージを払拭し、消費者が積極的に住みたい・買いたいと思う「新たな既存住宅」のあり方を示すために、品質・性能・見た目の良い既存住宅に対する統一的なラベリング制度を検討。今年3月に検討結果を取りまとめ、「安心R住宅」制度の創設が決まった。
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