New   2026.8.28

パナソニック ホームズ、地盤リスクの顧客説明を共通化

統一フォーマットで災害リスク説明

 

パナソニック ホームズは、建物建設時の地盤災害リスクの顧客説明をフォーマット化した「地盤考察書」の運用を開始した。

これは、同社建築の全物件で行う地盤調査とその判定結果を共通フォーマットで自動出力し、顧客に分かりやすく伝えるもの。フォーマット化することで担当者の違いによる説明内容のばらつきを抑制できる。加えて、専門的な内容も図解しながら説明できるため、顧客に理解してもらいやすくなる。

地盤考察書の導入背景には、液状化などの地盤災害によって地盤災害リスクについての十分な事前説明が求められていることがある。2025年12月に改定された日本建築学会の「小規模建築物基礎設計指針」においても、建築主とのリスクコミュニケーションを行うことの重要性が明記されている。

また、同社が実施したアンケート調査でも、住宅購入者の8割以上が地盤の安全性に関心を持つ一方で、情報が専門的で理解しづらく、自ら判断することに不安を感じている実態が浮き彫りになっていた。

こうした課題に対し、同社は地盤考察書導入によって情報提供の均質化を図り、顧客への地盤災害リスクの共有を徹底する。

なお、地盤リスクが比較的高いなど、より高度な説明や設計が必要な案件に対しては、技術部門の専門チームが対応をフォローする体制も整えた。