New   2026.8.20

積水化学工業、工業化住宅の長寿命化要因を解明へ

東京大、東京工芸大と共同研究

 

積水化学工業の調査機関である住環境研究所は、東京大学大学院工学系研究科の権藤智之准教授、および東京工芸大学工学部の森田芳朗教授と共同で、工業化住宅の長寿命化の実態とその要因を解明する研究を開始する。

左から、東京工芸大学 森田芳朗教授、住環境研究所 太田真人所長、東京大学 権藤智之准教授

近年、サーキュラーエコノミーや脱炭素の実現に向け、住宅の長寿命化と既存住宅の循環利用が重要な社会課題となっている。こうしたなか、工場生産による均一な品質と高い施工精度を持つ工業化住宅は、国内で累計500万戸以上が供給されるなど、住宅の品質向上に貢献してきた。しかし、これまでその長寿命化の実態や要因は十分に明らかになっていなかった。

同研究所が先行して実施したアンケート調査では、築年数が経過した住宅において、鉄骨造の工業化住宅はそれ以外の住宅に比べて劣化の発生が少ない傾向が確認されている。例えば1970年代に建築された住宅の比較では、外壁の傷や雨漏り、基礎のひび割れといった項目の発生率が相対的に低い傾向にある。


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