New   2026.9.29

旭化成ホームズ、国産タイルカーペットの水平リサイクルスキーム構築

「ロングライフ」基軸にサステナビリティ経営を推進

 

旭化成ホームズが「ロングライフ」思想を基軸としたサステナビリティ経営を加速させている。
特に環境面では東リとの協業による国産タイルカーペットの水平リサイクルなど、先進的な成果が相次ぐ。

1972年の創業以来、旭化成ホームズは独自の技術を生かした「上質で長持ちする工業化住宅」の提供を原点としてきた。98年には「ロングライフ住宅宣言」を発表。19年にはこの思想をさらに発展させ、住まい手の「命・暮らし・人生」に寄り添う価値へと昇華させ、サステナビリティ経営を推進してきた。大和久裕二社長は「経営判断をするにあたり、将来にわたってお客様に喜ばれるかどうかを自問自答している。それこそが私が考えるサステナビリティ。住宅事業を通じて社会課題を解決するために、事業とサステナビリティを一体にする」と話す。25年度から始動した新中期経営計画のもと、業務と社会的価値を直結させる体制へと舵を切っている。

環境分野では、東リとの協業による国産タイルカーペットの水平リサイクルを開始した。同社が新築工事現場から回収・分別した国産タイルカーペットの端材を東リの工場でリサイクルチップに加工し、裏材の原料として再生する。この再生したタイルカーペットを集合住宅「ヘーベルメゾン」の屋内共用部などに採用し、水平リサイクルを実現する。

「RE100」アワードで3年連続ノミネート

脱炭素の領域でも着実に実績を積んでいる。国際的な環境イニシアチブ「RE100」が主催する「RE100 Leadership Awards 2026」において、26年も「RE100 changemaker」部門の最終選考企業に選出された。3年連続のノミネートで、日本企業としては唯一世界3社の最終候補に残った。同社は自社事業で消費する電力を100%再エネ化するRE100を2023年度に達成済み。住宅オーナーの余剰電力を買い取り、自社で活用する独自の循環モデルが、世界的に高く評価されている。

サステナビリティ戦略について説明した左から岡前浩二人事部長、大和久裕二社長、村上幸靖常務執行役員兼技術本部長・サステナビリティ推進担当、友松登喜子DE&I推進部長


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