New   2026.6.26

AQ Group、売上高が5期連続で過去最高

社長交代後の新体制も順調な滑り出し

 

AQ Groupの41期(2026年2月期)の業績は、売上高701億1100万円(前期比0.7%増)、営業利益20億6200万円(同21%増)、純利益14億4700万円(同42%増)の増収増益だった。売上高は5期連続で過去最高となっている。

41期は、創業者である宮沢俊哉氏(現・代表取締役会長)から、加藤博昭氏が代表取締役を引き継いだ新体制の初年度だった。新体制では、「総員経営」や「人と技術」への投資を推進。加えて「品質を軸とした収益構造改革」と「事業ポートフォリオの進化」に取り組み、これらが奏功したことでさらなる事業成長を達成した。

事業レベルで具体的にみると、主軸の注文住宅事業「アキュラホーム」では、2025年5月に東北エリア初の直営店となる仙台支店を開設。同年9月には福岡支店も開設し、九州エリアへの初進出も果たした。

商品面においては、共働き・子育て世帯向けの「AQ Grand(AQグラン)」や、高いコストパフォーマンスを実現する「AQコレクション」などが人気を博し、受注棟数1970棟、引渡棟数1524棟を記録した。

アキュラホームマリナ通り展示場(福岡県)

また、「第二の柱事業」としての成長を見込む中大規模木造建築事業では、純木造マンションシリーズ「AQフォレスト」をリリース。第一弾を埼玉・大宮、第二弾を東京・赤羽に竣工し、現在も東京都内で11プロジェクトを進行中だ。

そのほか、工務店支援事業においては、戸建て住宅のFC・VC事業に加え、25年9月に中大規模木造のオリジナル建築技術「AQ木のみ構法」のライセンス提供を行う「中大規模木造建築共創〈ともつく〉ネットワーク(通称:ともつくネット)」を発足した。FC、VC店と、ともつくネットワークの加盟企業数の合計は、26年6月時点で48社にのぼり、全国にAQ Groupの木造建築が広がっている。

次期については、「品質を成長エンジンに」をグループ方針として掲げ、施工品質と業務品質のさらなる向上に取り組む。また、研修制度の拡充や次世代リーダー育成など、人財への投資を継続し、支店・事業部完結型の組織体制への移行を進める方針だ。