リンナイ、愛知で水素モデルタウンの実証に参加

リンナイは、「愛知県知多市における低炭素水素モデルタウンの実証事業」に、共同実施者として参画した。

愛知県では、水素ステーションから公共施設や住宅に設置した燃料電池、水素給湯器などに水素を低コストで供給する「低炭素水素モデルタウン事業」を考案。事業化に向けた可能性調査を2024年6月から実施してきた。

今回、この調査結果を踏まえて、同県知多市をはじめとする17の事業者が連携して実証事業を開始した。この実証は、環境省が公募する「コスト競争力強化を図る再エネ等由来水素サプライチェーンモデル構築・実証事業」にも採択されている。

実証において、リンナイは自社で開発した水素給湯器・水素グリラー・水素コンロといった機器を提供した。今後、業務用や家庭用としての水素利活用の可能性を検証していく。実証は、2029年度まで継続実施する予定だ。