JKK東京、ひとり親世帯の初月賃料を無料に
子育て世帯向けの住宅相談窓口も開設
東京都住宅供給公社(JKK東京)は、2024年12月1日から「こどもすくすく割」を拡充し、初月家賃を無料にする。
「こどもすくすく割」とは、JKKが提供する賃貸住宅の一部の部屋に住むひとり親世帯を対象に、子どもが18歳になる年度の末日まで、もしくは入居から3年間にわたって毎月の家賃を20%割引する制度。
22年度に東京都福祉局が行った調査によると、ひとり親世帯の6割弱が現在困っていることとして「家計」と回答した。
こうした現状を踏まえ、このほど「こどもすくすく割」の内容を拡充、これまでの20%割引に加えて、契約開始日から1カ月間の家賃を無料にする。
対象住戸は、八王子市など東京都市部にある20の賃貸住宅の4・5階。適用開始日は2025年12月1日からとなっている。
また、子育て世帯の住まい探しをサポートするため、12月2日から「子育て世帯 住まい相談窓口」も開設する。
近年、子育て世帯の住まいに対するニーズは多様化しており、子供の成長に合わせた間取りの確保や子育てしやすい環境を整備したいという要望が増えている。
新設する相談窓口では、主にJKKが提供する住宅に関する子育て支援メニューや各自治体と連携した入居者募集情報等を提供していく。
問い合わせは03-3498-9068まで。
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