ケイミューのデザインアワード　安井建築設計事務所のオフィスが受賞

ケイミューが、「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2024」の表彰式を開催、最優秀賞に安井建築設計事務所の作品を選定した。

同社は、昨年、施工事例コンテストをリニューアル、未来へ残したい外装デザインのコンテストとしてARCHITECTURAL DESIGN AWARDを実施している。

2024年度は約300点の応募があった。その中で、最優秀賞に選ばれたのは、外壁やトイレの内壁にSOLIDOを採用した安井建築設計事務所の「WORK VILLA MITOSHIRO」。同事務所が既存ビルに移転するにあたって、改修を行った。

「オフィススペースを外に開いて、軽やかで開放的な印象にリノベーションしている点が良く、こうしたビルが日本に増えたらいいなと思える作品だった」（審査員・藤本壮介氏）と、評価を受けた。

オープンスペースをつくったことで、現在のビルに移転後、イベントなどの開催も増えたという。「餅つき大会で餅つきが上手な社員を知ることができたり、地域のイベントに広がったりと人とのかかわりが増えた」（同事務所）。夏には散歩中のおばあちゃんが涼みに来ることもあるといい、高齢者の熱中症対策に対する一つの提案ともなりそうだ。