ミサワホームは地域住民が健康で豊かな生活を送れるスマートウェルネスなまちづくり事業を展開していく。今回、その第一弾が完成、病院を核に介護、子育て施設、住宅などを一体的に整備した。今後も事業の新たな柱としてスマートウェルネスなまちづくり事業を推進していきたい考え。

ミサワホームは新たな事業領域として、まちづくり事業を強化していく。「ASMACI」というまちづくりのブランドを新たに設立。医療・介護・保育・商業施設、住居などを包括的に提供し、地域住民が健康で豊かな生活を送れるスマートウェルネスなまちづくりを展開していく。

今回、この「ASMACI」ブランドによるまちづくりの第一弾として浦安市、医療法人社団やしの木会浦安中央病院、京葉銀行との4者協定によるまちづくりを実施。この一貫としてミサワホームが整備した複合商業施設「ASMACI 浦安」が竣工した。施設内には、調剤薬局一体型コンビニエンスストアや銀行ATM、浦安市の地域包括支援センター、認可保育所、小児科クリニック、浦安中央病院が運営する病児・病後児保育室を設置。建物の上層階には、賃貸住宅「ASMACI MAISON浦安」(総戸数28戸)を配置した。

また、「ASMACI 浦安」の隣地には医療法人社団やしの木会浦安中央病院が移転。ミサワホーム・開発事業部 都市開発課の岩橋篤正氏が「病院をまちづくりの整備に組み込めたことが今回のまちづくりではポイントになった」と話すように、病院を核にスマートウェルネスなまちづくりが実現した。ちなみに、「ASMACI 浦安」は高齢者や子育て世帯などが安心して健康に暮らすことができる地域の拠点に対して国が支援する「スマートウェルネス拠点整備事業」に採択されている。

「ASMACI 浦安」の施設内には、調剤薬局一体型コンビニエンスストアや銀行ATM、浦安市の地域包括支援センター、認可保育所、小児科クリニック、浦安中央病院が運営する病児・病後児保育室、賃貸住宅を配置

「ASMACI 浦安」に入居する保育所。ミサワホームの住宅事業のノウハウを生かし、居心地の良い空間をつくった

隣地にアクティブシニア向けの分譲マンションも整備

利便性の高い賃貸住宅「ASMACI MAISON 浦安」への居住ニーズが高かったことから、ミサワホームは「ASMACI 浦安」と医療法人社団やしの木会浦安中央病院の隣地を追加で取得。2019年度下期をめどに総戸数約90戸のアクティブシニア向け分譲マンションも整備する。

今後もミサワホームでは高齢化が進んでいる地域を中心に、行政などと連携しながら地域のニーズを汲み、病院を核としたスマートウェルネスなまちづくりを推進していきたい考えだ。磯貝匡志社長は「今後の日本社会を考えていくうえで、共働き世帯と高齢化社会をどう支えていくかが課題であるだけに、今回のようなまちづくりを拡げていきたい」と展望を語る。

また、ミサワホームはまちづくり事業を推進していくにあたり、新たに整備する拠点の住居への住み替えを支援する取り組みも併せて取り組んでいく。例えば、住み替え前に居住していた戸建住宅について、買取や賃貸化、建て替えなどの活用を提案していきたい考えだ。