2026.10.13

パナソニック ホームズら中山台でモビリティ実証開始  「e-Palette」を活用 持続可能な地域交通と多目的空間を検証

Housing Tribune Weekly vol.797

パナソニック ホームズや宝塚市などで構成する公民連携組織「中山台エリアプラットフォーム(中山台APF)」が8日、同市の「中山台ニュータウン」で、トヨタ自動車の電気自動車「e-Palette(イーパレット)」を活用したモビリティサービスの実証実験を開始した。11月末まで実施する。街路での走行性や安全性を検証するほか、車内での健康相談や移動販売といった多目的利用も試行する。2028年度をめどに地域内交通としての実装を目指し、将来は全国のニュータウンが抱える課題解決の標準モデルとして水平展開を図る方針だ。

同ニュータウンは、兵庫県宝塚市北東部に広がる約220haの大規模住宅地で、高度経済成長期の1970年代から大阪・神戸のベッドタウンとして開発された。現在は開発から半世紀以上が経過し、人口減少や少子高齢化、施設の老朽化が顕著になっている。パナソニック ホームズは2025年、地区内の施設・用地を取得するとともに宝塚市と包括連携協定を締結し、公民連携による街の再生事業に着手した。26年3月には企業や教育機関、医療福祉団体など多様な主体が参画する「中山台APF」(代表幹事・パナソニック ホームズ、幹事会員・宝塚市)を発足させ、街の活性化に向けた議論を重ねてきた。


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