New   2026.6.1

旭化成ホームズ、住まいのノウハウでホテル開発を強化 インバウンド拡大を追い風に住宅大手の参入相次ぐ

Housing Tribune Weekly vol.779

 

インバウンド(訪日外国人)市場拡大の追い風を受けて、住宅関連企業がホテル開発事業を強化している。新築住宅市場が縮小する中、高収益を生む不動産アセットとして注目度が高まっている。

2026年5月29日、東京駅徒歩1分の立地に8階建てのアパートメントホテル「RHUMB LINE TOKYO(ラムライントウキョウ)」が開業した。全30室の客室は32㎡~58㎡のゆとりのある設計で、最大1室あたり8名まで宿泊可能。宿泊価格は1室あたり8万円~(1泊2日2名利用の場合・税込み)。

同事業の企画・運営を行うのはカソク(東京都新宿区、新井恵介代表取締役)、設計・施工を旭化成ホームズが担当した。カソクは13年の創業以来、住まいに近い長期滞在型ホテルを展開。一方、旭化成ホームズはこれまで培ってきた「住生活のノウハウ」と「鉄骨造の施工技術」を結集しホテル開発を強化している。住宅関連企業がホテル開発を強化する背景には、拡大を続けるインバウンド市場と、そのニーズの多様化がある。現在、訪日観光客の約35%が家族や親族を伴うグループ旅行であり、滞在日数も約半数が1週間以上の「中長期滞在」となっている。しかし、従来のビジネスホテルやシティホテルは1〜2名利用が前提であり、3〜8名といった多人数が同じ部屋で暮らすように泊まれる施設が不足していた。カソクと旭化成ホームズは、この「多人数・中長期滞在」の市場に着目し、インバウンド層が「暮らしながら旅をする」ための受け皿としてアパートメントホテルを展開する。


この記事はプレミアム会員限定記事です

プレミアム会員になると続きをお読みいただけます。
料金・詳細はこちら

新規会員登録

無料会員登録後にプレミアム会員へのアップグレードが可能になります

アカウントをお持ちの方

ご登録いただいた文字列と異なったパスワードが連続で入力された場合、一定時間ログインやご登録の操作ができなくなります。時間をおいて再度お試しください。