New   2025.9.8

大和ハウス工業が新潟工場を閉鎖 生産体制の効率化を進める

Housing Tribune Weekly vol.743

 

大和ハウス工業が、住宅の鉄骨やパネルなどを生産する新潟工場(新潟県上越市)を2026年3月末で閉鎖すると決めた。同工場で担っていた一部生産は国内の他3工場に移管する。

国内9工場の1つである新潟工場の生産を25年12月末に終了し、26年3月末で閉鎖する。同工場は1977年に稼働を開始、以来、主に戸建住宅や賃貸住宅の鉄骨部材やパネルを生産してきた。稼働開始から約50年が経過し、建物の老朽化で修繕費がかさむこと、国内生産体制の効率化を図る狙いから、このたび閉鎖が決まった。閉鎖後は、一部の生産を竜ケ崎工場(茨城県龍ケ崎市)、栃木二宮工場(栃木県真岡市)、三重工場(三重県菰野市)へ移管する。110人の社員のうち、同社社員19人は他工場へ異動や配置転換および再就職を支援する。その他のグループ会社、協力会社従業員に対しても、再就職など極力支援をする方針だ。跡地の活用方法は現段階では未定だ。

26年3月末の閉鎖が決まった大和ハウス工業の新潟工場


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