少人数世帯向けコンパクト住宅の提案が相次ぐ
Housing Tribune Weekly vol.667
平均世帯人数(1世帯当たりの人数)の減少に対応したコンパクト住宅の提案が相次いでいる。総務省の「2020年国勢調査」によると、平均世帯人数は全国平均で 2.27人と、単身世帯や夫婦のみといった世帯の割合が多くなっている。少子高齢化、核家族化の加速、都市化に伴う単身者世帯の増加、経済的な要因による独立した生活者の増加など、様々な理由により平均世帯人数は減少する傾向にある。かつての標準世帯を想定した2階建ての間取りでは広すぎると感じる世帯が増えており、その受け皿としてコンパクト住宅への注目度が増してきている。
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