2023.12.11

Amazon、Alexaの法人向けサービスを開始 スマートホーム普及が加速

Housing Tribune Weekly vol.660

Amazonは、パーソナルAIアシスタントの「Alexa」を日本で初めてビジネス向けに提供するサービス「Alexa Smart Properties(アレクサ・スマート・プロパティ-)」を開始した。Amazonと契約するソリューションプロバイダーを通じてAlexaのテクノロジーを、マンションをはじめ、高齢者施設、ホテルなどの施設に大規模に一括して導入、管理、カスタマイズすることが可能で、費用対効果の高いサービスを実現しやすくなる。Alexaの認知度が高く、サービスカスタマイズの自由度も高いだけに、日本国内におけるスマートホームサービス普及に大きな弾みがつきそうだ。

Amazonから選定され、現在導入実績があるソリューションプロバイダーは、住宅領域はアクセルラボ、エネマネ領域はmui Lab、高齢者施設はNTTデータ、宿泊施設はTradFit、スマートシティはNTTビジネスソリューションズとなる。ソリューションプロバイダーは、Alexa Smart Properties専用のAPIを利用して、ニーズに合わせたソリューションやサービスを開発・実装することが可能になる。利用者のプライバシーにも配慮した。利用者は個人向けAlexa音声サービスで利用されるスマートスピーカー「Echo」と同様に、マイクオフボタンを押すことで、音声の聞き取り用のマイクをいつでもオフにできる。また、Alexa Smart Properties用に設定されたEchoを使用するため、自ら又は企業などを通じてAmazonに個人情報を提供することなくサービスを利用できる。


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