大和ハウス、残価設定型住宅ローンで人生100年時代の将来不安に対応
Housing Tribune Weekly vol.600
大和ハウス工業は、2022年10月1日から、全国の新築戸建住宅の購入を検討する顧客に向けて、残価設定型住宅ローン「ローンのお守り」の紹介を開始する。30歳前後で新築戸建て住宅を購入すると想定して、定年退職を迎え、収入が減少する60歳前後に、「残価買取オプション」と「返済額軽減オプション」という2つの選択肢を提供するもので、住宅ローン返済不安を解消し、将来の様々な転機に備えられる。人生100年時代に、新築戸建住宅の購入を後押しし、また、将来の家族の変化、ライフスタイルの変化などにも柔軟に対応できる新しい住宅ローンとして注目を集めそうだ。
「ローンのお守り」は、国の支援を受けてマイホーム借り上げ事業を行う(一社)移住・住みかえ支援機構(東京都千代田区、大垣尚司代表理事、JTI)と、モーゲージバンク大手の日本住宅ローン(東京都渋谷区、安藤直広社長、MCJ)が共同開発。MCJが取り扱う住宅金融支援機構の住宅ローン(フラット35など)に、残価設定月以降いつでも、住宅ローンの負債残額と同額で住宅をJTIが買い取る「残価買取オプション」と、毎月の返済額を大幅に抑えた「新型リバースモーゲージ」に借り換え変更できる「返済額軽減オプション」の2つのオプションを付帯させた残価設定型ローンとなる。(図)
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