住宅にも真空断熱材の時代 断熱性向上の流れにインパクト
Housing Tribune Weekly vol.598
旭ファイバーグラスが建築用の真空断熱材のJIS規格の認証を国内で初めて取得した。住宅のさらなる断熱性向上が進められ、ストックの省エネ改修が強く求められるなか、市場に新たな選択肢が生まれそうだ。
真空断熱材とは、断熱材を減圧し内部を真空にしたものを指す。従来の断熱材に比べ空気の熱伝導がないため断熱性能が高いのが大きな特徴で、その分、薄くすることもできる。これまで冷蔵庫や自動販売機、クーラーボックスなど産業用途において広く使われてきた。しかし、建築用途では何十年ももつような耐久性が求められることから、これまでほとんど使われてこなかった。
こうしたなかで統一の基準として、2020年に日本産業規格で建築用真空断熱材(JIS A 9529)が制定された。この基準は、芯材としてシリカ粒子またはグラスウールを用いた建築用途の真空断熱材について熱伝導率、熱抵抗値、寸法、試験方法などについて定めたものである。
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