マンション管理計画認定制度で初認定
Housing Tribune Weekly vol.587
今年4月からスタートした「マンション管理計画認定制度」における全国初の認定が行われた。認定マンションは「高島平ハイツ」、東京都板橋区が認定を行った。
2020年6月に「マンション管理の適正化の推進に関する法律」(マンション管理適正化法)が改正・交付された。ここで新たに創設されたのが「マンション管理計画認定制度」である。
高経年マンションが急増し、建物の老朽化や管理組合の担い手不足が大きな課題となっている。マンションストックは約666万戸と推計されるが、その高経年化が大きな社会問題となっている。建物や設備の老朽化、区分所有者の高齢化、空き室の増加、管理組合の担い手不足、建て替えの合意形成の難しさなどだ。さらに今後、こうしたマンションが急増していくことが見込まれている。
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