2022.5.18

戸建の買取リノベ再販、新規参入相次ぐ

Housing Tribune Weekly Vol.582

戸建住宅の買取リノベ再販市場へ新規参入する動きが加速している。背景には、新築よりも比較的販売価格が割安な中古住宅に対する消費者需要が増加していることがある。東日本不動産流通機構「月例マーケットウォッチ」によると、2021年4月の首都圏中古一戸建ての成約件数は1347件で、前年同月比98.1%の増加とほぼ2倍に増えており、新築住宅の価格高止まりの背景も加わり、中古住宅への需要が高まっている。また、国土交通省が行った「令和3年度 住宅市場動向調査」において、中古戸建住宅の取得者に選択理由を聞いたところ、「価格が適切だったから」が61.7%で最も多かった。中古戸建住宅を購入した家庭の世帯主年齢は、40歳代が27.0%と最も多く、30歳代が23.6%。平均年齢は47.4歳であった。


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