異次元の金融緩和

日本銀行が2013年4月から始めた大規模な金融緩和政策。また、2016年1月に「マイナス金利政策」、9月にイールドカーブ・コントロールの導入を開始した。日銀は3月19日の金融政策決定会合でこれらの施策を終了することを決定。短期金利については、日銀の当座預金金利を▲0.1％としてきた「マイナス金利政策」が解除され、0.0～0.1％の「実質ゼロ金利」となる。長期金利については、上限を目途に1.0％に操作する「長期金利操作」を撤廃し、金利急上昇時は国債買入で抑制を行う。