ゆとり教育

ゆとりきょういく

2002年度から2010年度に実施されたゆとりある学校を目指した教育のこと。それまでの知識偏重の教育方針から脱却、思考力や生きる力を重視した学習指導要領による教育が導入された。小・中学校では学習内容が3割減らされ、授業時間数も削減。完全学校週5日制が導入された。生徒の学力低下が指摘されるようになり、2011年度~2013年度に学習指導要領が再び改定された。「ゆとり教育」を受けた世代は「ゆとり世代」と呼ばれている。