積水ハウス 新換気システム「サラウェル」体験施設が好評
3つの異なる環境比較でさらっと快適な空間実感
積水ハウスがパナソニックHVAC&CCと共同開発した換気システム「SMARTーECS SARAWEL(スマートエックス サラウェル)」の体験施設を「Tomorrow’s Life Museum 関東」内にオープンした。
サラウェルは、積水ハウスとパナソニック HVAC & CCが開発した、湿気を取り込む前に屋外で遮断するという画期的な換気システムである。積水ハウスは8月3日の販売開始に先立ち、サラウェルの快適さを体験できる施設を7月19日に茨城県古河市の体験型展示場「Tomorrow’s Life Museum 関東」内に開設。来館者からの好評を得ている。
開発の背景には、近年高まる住宅内での熱中症リスクや高湿度による不快感がある。気候変動などの影響により日本の夏の外気中に含まれる水分量は増加傾向にあり、室内環境の改善には気温だけでなく「湿度」のコントロールが不可欠となっている。
こうした課題を解決するべく、両社は従来の「室内の湿気を取る」方式ではなく「湿気が家に入る前に抑える」という新たなアプローチに着目。高湿度の外気を除湿・温度調整したうえで住まい全体に届ける画期的な除湿熱交換型換気システムの開発に至った。屋外に設置したシステム内で取り込んだ空気を冷却・除湿したのち、約20度に再熱して室内に供給。室温を下げすぎずに湿度だけを落とせるため、家中どこにいても冷えすぎない快適な環境をつくり出す。さらに、室内の相対湿度を50%以下に保つことで、カビやダニの繁殖を大幅に抑制。洗濯物の室内干しにおいても乾燥時間を従来の冷房環境から約4割短縮でき、生乾き臭の発生も防ぐ。また、全館空調のような役割も果たし、従来の換気方式とエアコンの併用と同等の省エネ性能を実現している。
記者が体感施設を体験



古河市に開設したサラウェルの体感施設を記者が体感した。ここには、湿度管理による快適さを実感しやすくするため、3つのルームが用意されている。最初に入るのは真夏の屋外気温35℃と湿度60%を再現した「真夏ルーム」。中は熱気がこもっており、次第に首元や腕が汗ばんでくる。オレンジの照明や、蜃気楼の映像など酷暑を連想させる工夫もされており、真夏に屋外にいる感覚を疑似体験できる。
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