2026.7.7

LIXIL、TW WOODに装飾引き違い窓を追加

木質感を生かした大開口を実現

 

室内側に国産ヒノキの無垢材、室外側にアルミを使用した高性能木アルミ複合窓「TW WOOD」に装飾引き違い窓を追加した。

TW WOODは、室内側に国産ヒノキの無垢材、室外側にアルミを使用した高性能木アルミ複合窓構造を採用することで、TWシリーズの特徴である「スリムフレーム」と「ノイズレスデザイン」を踏襲しながら、熱貫流率1.30W/(㎡・k)の性能を両立した窓。ヒノキ材には高温の水蒸気と熱によるサーモウッド処理を施すことで反りや割れの発生を抑制している。

当初、開発チームが想定していた主なターゲット層は、すっきりとしたデザインを好む「シンプルモダン層」であった。しかし、実際に発売してみると予想以上に「普段から好んで木材を使用するビルダー」からの反響が大きかったという。「木材を好むビルダーは、重厚感のある木製サッシへのニーズが高いと想定していたが、TW WOODのスリムフレームが空間になじみやすいと好評だった」(サッシ・ドア商品企画部 山本真悠子 氏)。こうしたニーズに対して、同社は木質内装にTW WOODを合わせた施工例の掲載を増やすなど空間提案を強化している。

眺望性と使いやすさを高めるラインアップ拡充

こうしたなか、TW WOODの新たな窓種として「装飾引違い窓(HK、HKK)」を追加した。HKタイプは、片側のガラス面を大きく固定し、もう片側を引違いとする構造で、HKKタイプは中央を大きなFIX窓にし、左右の障子を引き違いにする構造である。高性能アルミ樹脂複合窓のTWではすでにラインアップしており、「景色をフレームで遮ることなく、一枚の大きなガラスで絵画のように切り取りたい」という眺望性を重視するユーザーや、「偏芯デザインで空間にアクセントをつけたい」といったユーザーから非常に人気の高い窓種だ。TW WOODにも追加を願う要望が強かった。今回の追加により、天然木を用いた意匠性とノイズのない大開口を両立できるようになった。

景色を切り取ったような眺望性と木のぬくもりのある空間を実現する「TW WOOD 装飾引き違い窓」

また、室内と室外の段差をなくし、シームレスにつなぐ「フラット下枠」も同時に拡充した。近年、TW引き違い窓においてリビングとウッドデッキをフラットにつなぎ、開放感やスムーズな出入りができるフラット下枠の人気が高まっている。プライバシーを確保しつつ、開放感を得ることができるといった理由で中庭の採用が増加するなか、引違い窓とHK、HKKタイプをコーナー部を挟んで連続配置するケースも多いという。このような場合に、足元のラインを揃えることが可能になり、一体感をより高められるようになった。


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