個人住宅をリノベ、作風に惹かれた建築家に設計を依頼
作品名「柔らかくて毛深い家」から屋号は「モーハウス」 活動の根底には「常識を壊したい」という強い思い
授乳服の開発/販売、女性のライフスタイル提言と実践で知られるモーハウス主宰の光畑由佳さんが、子育て世代の交流拠点や起業支援の場として2023年11月7日、新たに開設したのがMo-Cafe(モーカフェ)。場所は茨城県つくば市山中480-38にある。
建物は1994年4月に竣工した個人住宅「SOFT AND HAIRY HOUSE」をリノベーションしたプロジェクト。土地面積は60坪、築31年の建物。元々は個人住宅として使用されていた。設計は雑誌で見た作風に惹かれウシダ・フィンドレイ・パートナーシップ(牛田英作&キャサリン・フィンドレー)に依頼した。
「当時、建築家と一緒に家を建てるという選択肢を社会に提示したいという思いがあり、自ら実践する形でこの家を建てました。この建物は、建てては壊すという日本の従来の建築スタイルに対するアンチテーゼとしての意味合いも持っています。外観は要塞のようですが、内部はドアがほとんどなく、中庭と屋内の区切りがない開放的な空間が特徴です。床の仕上げは屋内と中庭で統一されており、裸足で過ごすことを想定した設計になっています」と光畑さん。
施工は地元の工務店に依頼。前例のない設計のため、業者によって見積もりが2倍以上異なり、その中で安価で意欲的な工務店が選ばれた。建築費用は約3000万円で、コンクリート造のため当時の相場よりは高額になった。費用はローンを組んだ。計画から完成までは2年以上を要した。
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