“ずらし駅”はまちを活性化させるか

 

LIFULL HOME’Sが「2025年のトレンド発表会」を開催し、25年の注目トピックス5つを発表した。その一つが「ずらし駅」である。

不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」に掲載された賃貸物件への問合せ件数を前年比でみると、小田急小田原線と京王井の頭線が交わるターミナル駅である「下北沢」が91.6%と前年割れしているのに対し、「東北沢」は114.9%、「世田谷代田」は110.7%、「池ノ上」は109.5%、「新代田」は102.8%と人気が高まっている。同様に、JRの中央線、南武線、青梅線が交わる立川駅はほぼ横ばいなのに対し、西国立、西立川、東中神、中神は上昇している。

各駅停車以外は停車せず、駅勢圏は縮小するが、利便性から賃料が高く設定されているターミナル駅を“ずらし”、安価な賃料設定の駅の人気が高まっているのである。


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