[2024年重大ニュース]注文住宅の価格が5000万円を突破
上がり続ける住宅価格、平屋、規格住宅に注目
資材価格の高騰などを背景に、住宅の価格が高騰、持ち家市場の冷え込みが続く。ハウスメーカーは、富裕層への高付加価値化や分譲シフトを進める。一方、規格化などでコスパを追求した住宅に注目が集まる。
24年度の住宅市場は、円安などを背景とした資材の高止まりや労務費の高騰などにより、価格の上昇が続いた。
SUUMOリサーチセンターが発表した「2024年 注文住宅動向・トレンド調査」によると、全国の注文住宅の建築費は、平均3415万円、土地代は平均2331万円で、いずれも直近9年の中で最高値となった。全国の建築費(土地代を除く)は、前年の3188万円から229万円増加し、3000万円以上の割合が59.7%と6割に迫り、土地代も4年連続で上昇している。
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